2018年までの旧版の問題
非クラウドサービスの旧版「かーるくシリーズ※」は、導入先毎にソースプログラムが個別なので、不具合も個別に修正が必要で、リリース作業も個別に行っており、保守サポートコストが増大していました。
一般的なシステムは皆こんな状態と言えますが…
※弊社は、かーるくシリーズ(かーるく満席,かーるく予約)を2007年に(株)アカシックへ譲渡し、業務提携により2018年まで「アカシック パストラーレ事業部」として展開していました。
問題1高コスト体質
数年毎にOSやブラウザの更新に伴う改修さえも、導入先毎に必要でした。
導入先のバージョンアップには、最新版への置換しか方法が無く、改修の都度費用が掛かり、ライフサイクルコストは膨れる一方の高コスト体質になってしまいました。
問題2プロプライエタリ
旧版は「プロプライエタリ」(デフェクトスタンダードの対極)でした。
始めた2004年から数年間は良かったのですが、プログラム言語(Curl)のライセンス料が高額になってしまい、また実行にはランタイムのインストールが必要でしたが、2011年を最後にメジャーバージョンアップが止まり、技術基盤としての将来性にも疑問を感じていました。
2019年「いつでもシリーズ」をリリース
2004年から蓄積してきたノウハウの集大成として、2019年4月にリリースしました。
導入先によって条例や施行規則、運用形態、業務ルールが異なっていますが、その違いを吸収する事を、3システムとも唯一無二のプログラムソースで実現しました。
しかも条例等で書式の定まった帳票レイアウトは、個別オーダーメードを可能にしています。
弊社開発陣の技術力を結集することで、旧来のソフトウェアの常識を覆して実現しました。
「いつでもシリーズ」のコストパフォーマンス
- 長寿命を担保する
安心・安全なデファクトスタンダード - マルチテナント型SaaS
- 公文協 チケットソリューション(公チケ)
貸館ソリューション(公貸館) - キャッシュレス決済を標準装備
- 無償バージョンアップを保証
- ライフサイクルコストを平準化
- 新しい基準の適正コスト
長寿命を担保する
安心・安全なデファクトスタンダード
旧版の反省から、「いつでもシリーズ」のアーキテクチャーには、オープン性と将来性が担保された、ライセンス料などの掛からない技術基盤を採用しました。システムは10年、20年と使い続けるものと考えて、永続的な寿命にする必要性から、徹底的に世界標準のデファクトスタンダードに拘りました。
マルチテナント型SaaS
「いつでもシリーズ」は、導入先1件毎に集合住宅の部屋を賃貸する方式です。
唯一無二のソースプログラムは、物理的にも1本で本番環境を動かしています。
例えるなら、部屋を無限に増築できる魔法のマンションのようなイメージです。
対極にあるのがシングルテナント型(2018年までの旧版)であり、旧版の問題点を是正して、理想とするアーキテクチャーを研究し、導入先にとっても弊社にとってもメリットが大きい、マルチテナント型SaaSに辿り着きました。
理論から設計へ、そして実現できた事こそが、弊社技術力の結実だと自負しております。
公文協 チケットソリューション(公チケ)/貸館ソリューション(公貸館)
「いつでもシリーズ」の価格は、全国公立文化施設協会と協議を重ねて、大小規模の異なる公立施設であっても公平・公正になるように設定しました。
痒いところに手が届く機能・性能を備え、そして旧来システムの不条理を払拭したシステムです。
全国公立文化施設協会より推奨システムに認定されております。
キャッシュレス決済を標準装備
「いつでもシリーズ」のキャッシュレス決済は、月額固定費が不要です。
- クレジットカード決済(いつでも発券/いつでも貸館/いつでも学習)
- コンビニ発券/収納(いつでも発券)
- コンビニ決済(いつでも貸館/いつでも学習)
- PayPay(いつでも貸館/いつでも学習)
- Pay-easy(いつでも貸館/いつでも学習)
無償バージョンアップを保証
「いつでもシリーズ」は、導入先のご意見・ご要望を反映して、無償で改良・拡張していきます。
個別カスタマイズを必要とはせず、汎用ニーズは次々に組込む、成長を続けるシステムです。したがって陳腐化することは無く、何年経っても常に最新バージョンをご利用になれます。
ライフサイクルコストを平準化
一般的にオンプレミスや使用権許諾型のシステムだと、数年毎に臨時費用が発生します。
「いつでもシリーズ」では、OSやブラウザのバージョンアップに伴う改修費用は不要であり、臨時費用が発生する事もなく、永続的に固定ランニングコストになります。
新しい基準の適正コスト
「いつでもシリーズ」は費用が安くて心配、と言われる事があります。
別に価格破壊を狙っている訳ではなく、今までのシステムが高額過ぎたのだと思っています。
市場変化をリサーチして、コストパフォーマンスの努力を怠らなかったのが弊社なのです。